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    1 名前:樽悶 ★:2019/07/25(木) 22:39:55.16 ID:YswbVUEf9.net

    http://amd.c.yimg.jp/amd/20190723-00000006-pseven-000-1-view.jpg


    ※省略

     このノモンハン事件で作戦参謀を務めたのが、日本陸軍の辻政信だった。辻はノモンハン事件やマレー上陸作戦を指揮し、“作戦の神様”と称された一方、独断専行や部下への責任転嫁に対する批判も多く、世間の評価が真っ二つに分かれる人物である。

     辻は終戦時に投降せずタイから中国に渡り、中国国民党の庇護のもと潜伏した。その後帰国し、衆院議員になるが、参院議員に転じた後の1961年にインドシナ視察のため日本を発ち、ラオスで消息を絶った。非常に数奇な運命を辿っている。

     その辻の未発表手記が、ノモンハン事件から80年の節目に公開された。(後略)

    ※省略

     ノモンハン事件で日本軍は大敗したというのが通説だが、辻はソ連軍を打ち破ったと認識しているのだ。単なる強弁にも見えるが、近現代史について研究する国際政治学者の福井雄三・東京国際大学教授は、手記を「歴史的発見」と評価した上で、辻の主張に理解を示す。

    「近年になってソ連側の資料が公開され、日本軍が圧倒されていたというのは誤りだったことが明らかになりつつある。日本軍2万5000に対し、ソ連軍は23万の大軍を投入したが、むしろソ連側の被害のほうが大きかった。ところが日本は負けたと錯覚して外交交渉に臨んだから、ソ連の要求通りに国境線が決められてしまったのです。彼もそうした認識のもと、ソ連側は日本軍の実力を認識したから侵略を止められたのだと言っているのでしょう」

    ※省略

    「どこの国でも陸軍が主で海軍が従であるのが普通ですが、日本では日露戦争の日本海海戦でバルチック艦隊を破ったことで海軍の発言力が増大し、陸軍と同格の別の組織になって、予算も2分され、その後は対立するようになってしまいました」(福井教授)

     陸軍だった辻にとって海軍に対する不満は根強く、それは〈国民の大部は虚偽隠せられたる戦況報道(特に海軍において甚だし)に戦争の前途を楽観し〉といった記述からも読み取れる。

     陸軍はソ連を仮想敵とする“北進論”、海軍は南洋に進出する“南進論”を主張していたが、ノモンハン事件とドイツのソ連侵攻を契機に軍の方針は南進へと転換された。

    「辻氏には、海軍に邪魔をされて、自分が思い描いていた戦略を実行できなくなったという恨みがあったのではないでしょうか」(福井教授)

    ◆中国を味方にすべきだった

     では、辻が描いた戦略とはどんなものだったのか。辻の敗因分析は、実行できなかった戦略の裏返しとも言える。まず中国を味方に付けるべきだったが、それに失敗したことが敗因の1つだと指摘している。

    ※省略

     少々わかりづらいが、ここでは2つのプランが明示されている。

     1つ目は、中国に次いでインドを解放して仲間に引き入れ、ドイツはトルコと手を組み、ヨーロッパとアジアを結ぶシーレーンであるスエズ運河を押さえる作戦である。

     辻は〈日本一国でこの戦争に勝てると信じた人たちは、世界が数個の連合国家集団に向かいつつあるの大勢さえ見透かし得ず〉とも述べていて、国家連合を形成できなかったことも敗因としている。

     2つ目は、日ソ不可侵条約を破棄してソ連を攻撃するという作戦だ。

    「ドイツがソ連に侵攻したときに、日本も日ソ不可侵条約を破棄し、ソ連を東西から挟み討ちにすべきだったと言っている。そうすれば、ソ連の戦力は分断され、スターリングラードもレニングラードも陥落したかもしれないということです。

     イギリスのチャーチル首相も戦後に出版した『第二次大戦回顧録』で、ドイツがソ連に侵攻したときに、日本が北進せず、南進したのが最大の幸運だったと述べていて、辻の主張と一致します」(福井教授)

    ◆客観的か、無責任か

     辻が敗因として挙げているものは他にもある。

    〈さんざん言論を弾圧封鎖した後にはただ上級軍人の驕慢と低能なる官僚の独善とがあった〉と、軍幹部と官僚が無能であったと罵り、〈科学の水準低く工業力薄弱であったことである〉と科学振興の失敗を挙げ、〈食糧問題は敗戦の根本原因〉と農村軽視の政策を批判している。

     こうした辻の指摘は、戦後時を置いて研究者たちが日本軍の敗因を分析したベストセラー『失敗の本質』の記述と重なる。作戦を立案した参謀自身が、はるかに先駆けて同様の分析をしていたということになる。

     福井教授は、「こうした分析を辻は戦後間もない昭和21年に、中国に潜伏中という状況のなかで書いたということに驚きを禁じ得ません」と評価する。(以下ソース)

    7/23(火) 7:00配信
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190723-00000006-pseven-soci


    引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1564061995


    11 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:46:45.49 ID:Fe8TQivG0.net

    日本の参謀は頭でっかちばっかでなぁ

    18 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:48:29.43 ID:pGplnFr/0.net

    なんだっけ、ベトナムで米国に勝つ作戦を伝授してやるって出かけて消息不明の人?

    19 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:48:52.55 ID:5L8mcV7U0.net

    海軍て関西人乗っ取られてるよな

    20 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:49:04.67 ID:5L8mcV7U0.net

    海軍て関西人に乗っ取られてるよな

    22 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:50:40.50 ID:l79DQ4bd0.net

    ソ連の要求が全面的に通ってるノモンハンに勝ったなんて自己弁護以外の何物でもないだろ

    24 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:51:00.42 ID:5L8mcV7U0.net

    西日本なんてつい最近まで文明すらない乞食同然の奴らが明治になると偉くなっちゃっていきなり海軍とか言い出して東京の金で軍艦港作ったんだよね

    26 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:52:12.52 ID:VwM3aHGM0.net

    Nスペの反響による結果と見た



    30 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:53:41.69 ID:ivHd4bTF0.net

    満鉄にアメリカを引き込まなかった時点から詰み将棋



    32 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:54:03.70 ID:gJ9LoZiV0.net

    蒋介石と防共協定を結んで日中満でソ連を圧迫しつつ南方に進出すれば良かったんだよ



    38 名前:名無しさん@1周年:2019/07/25(木) 22:56:09.74 ID:pGplnFr/0.net

    >>32
    あれはアメリカの手下みたいなもんだからなあ




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    1. 名前:名無しマッチョ   2019年07月25日 23:12 ID:URkL3Cpa0
    ノモンハン、ソ連崩壊後ガラガラ評価変わってるしどこまで実情に近づけるか。
    2. 名前:名無しマッチョ   2019年07月25日 23:50 ID:u7ts1Hjm0
    ノモンハンは言われているような負け方はしてないけど負けは負けだからなぁ
    戦争は損害の大小を競う物ではなくいかに目的を達したかだからね。被害が多くても目的を達した方が勝ちなのよ

    日本側は相手の戦力を過小評価して戦端を開いたわけで本質的に負けだよ。航空戦も後半は消耗戦が祟って戦力枯渇してたからな
    ソ連は欧州で戦闘始まるから引いたってだけだから。(目的を達したのもあるが
    二正面をやらないソ連に対して外交で粘ってれば譲歩引き出せただろうに焦って終わらせたのは悪手だね。その意趣返しで満州で演習とかあほみたいな事してるから負けるんだよ 
    3. 名前:名無しマッチョ   2019年07月26日 11:06 ID:oUtMtoYn0
    戦略上は蔣介石を味方につけるべきだった。北伐やってたころは好意的だった。天津で匿うことになってしまった宣統帝や満洲の問題もさることながら、21箇条要求の不信感も大きい。満洲国は愛新覚羅と八旗を中心におけば連隊して満蒙を共産圏への防波堤にできると国民党を説得し、加えて満洲や滿鐵の警備は帝国軍ではなく国民党軍が主体的に行える関係を築くべきだった。

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