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    1 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/10/06(木) 18:49:57.31 ID:???0
    多くの焼き肉店のメニューから、ユッケが消えた。生食用の牛肉をめぐる衛生基準が今月から
    厳しくなったためだ。食肉を扱う全国6団体は厚生労働省に見直しを求めている。「新基準は
    厳しすぎて実施が不可能」という
       ◆
    特段ユッケ好きではないけれど、団体側の言い分には一理ある。厚労省の規制の仕方が、極端から
    極端に走っている。これまでの基準は有名無実と化していた。衛生管理は個々の業者や飲食店に
    任されていたのが実態だ。不心得の店があって、取り返しのつかない事態を招いた
       ◆
    死者4人が出た集団食中毒事件を受けての新基準。一転して「事実上販売できない」ほどの厳しさだ。
    生肉を扱うには専用の設備が必要で、肉は湯せんしたものを使う念の入れよう。基準の通知から
    施行まで半月余りで、業者には準備の時間もろくになかった
       ◆
    牛肉の生食のリスクをどうとらえ、どこまで規制するか。そのかね合いは悩ましい。ただ厚労省の
    基準は実態とあまりにかけ離れている。生肉を食べる文化は世界各地にある。各国の衛生管理を
    参考にして、現場の意見にも耳を傾けつつ実情に沿ったものさしを探るべきだろう
       ◆
    韓国料理のユッケは、いまや日本の焼き肉店の人気メニューだ。レアステーキのユッケ、牛タンユッケなど、
    新基準に触れない料理の開発も進んでいると聞く。日本の食の現場は柔軟で、たくましい。

    ソース:http://www.shinmai.co.jp/news/20111006/KT111005ETI090003000.html



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    1 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/09/05(月) 17:54:15.35 ID:???0
    高校無償化は、民主党の政権公約(マニフェスト)の金看板だ。公立高校では授業料を
    徴収せず、私立高校生には世帯所得に応じて就学支援金を支払うというもの。2010年度
    から始まっている。この制度の行方が気になる。先の民主、自民、公明の3党合意で
    見直しの対象にされた。「ばらまき4K」の一つに挙げられ、来年度に政策効果を検証するという。
    検証は、よりよい制度として定着するためであってほしい。

     無償化は、経済的な事情で高校へ行けない子どもが出ないようにとの考え方に立つ。
    政策の目的は明確で、その効果は子どもに直接届く。「ばらまき」との批判はあたらない。
    先進国では高校が無償化されていない国の方が珍しい。政局に絡めず、拡充を図ってほしい。

     無償化をめぐっては、もう一つ課題が残っている。朝鮮学校に対する適用である。
    文部科学省が、凍結していた審査手続きを再開した。退任間際に菅直人前首相が指示を
    出している。政府・与党の方針はこれまで二転三転してきた。文科省は当初、適用する
    方針だった。だが北朝鮮による拉致問題などを理由に、閣内から反対の声が上がったため、
    省内に専門家会議を設けて検討した。

     会議は昨年秋、適用の基準をまとめた。これに照らせば朝鮮学校も無償化の対象になる。
    この結論を民主党も了承した。こうした手順を踏んだにもかかわらず、待ったをかけたのが
    菅前首相である。気になるのは、前首相の判断が外交的配慮によることだ。審査を止めた理由は、
    北朝鮮による韓国砲撃だった。再開は、南北対話の動きなどを受けたという。高校無償化は、
    子どもが教育を受ける機会の保障である。政治や外交とは切り離して考えるべきことがらのはずだ。

     朝鮮学校の無償化を、朝鮮半島情勢や拉致問題と結びつけてとらえると、この先も政府の
    判断はぶれるだろう。制度の出発点に立ち戻る必要がある。
    >>2以降に続く

    ソース:http://www.shinmai.co.jp/news/20110905/KT110903ETI090005000.html

    2 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/09/05(月) 17:54:41.95 ID:???0
    >>1の続き
    民主党は野党時代から、国籍にかかわらず子どもの学ぶ権利の保障に力を注いできた。高校無償化は、
    外国人学校などの生徒も対象に含めている。朝鮮学校だけが外される理由がない。

     朝鮮学校の生徒の多くは、日本で生まれ育ち、将来を日本の社会に思い描いている。野田佳彦政権は、
    無償化の適用をためらわないでほしい。(終わり)



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    1 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/08/14(日) 09:35:46.60 ID:???0
    個人的なことになるけれど、生まれたときは戦争が終わって久しかった。
    「知らない」世代だからこそ、戦争体験の取材にこだわっている。なぜ止める
    ことができなかったのか。再び起こさないためにどうすればよいか―。
    手がかりを探して、あの時代を生きた人たちに問いかけてきた。福島第1原発の
    事故が起きてから、問いはわが身に突き刺さる。なぜ止められなかったのか。
    どうすれば繰り返さずにすむか―。事故はいまだに収まらない。空と海、
    土を汚した大量の放射性物質は、風や水の循環により地球上をめぐる。私たちは
    未来の世代に重い荷を残していく。

       <敗戦のときの忘れ物>
    アジアから太平洋を戦火に巻き込み、膨大な犠牲を伴ったあの戦争が終わって、
    66年になる。戦後、日本は平和で民主的な社会を目指したはずだった。なのに
    再び取り返しのつかない失敗をした。どこで道を誤ったのか。

     胸に浮かぶのは、96歳になるジャーナリスト、むのたけじさんの言葉だ。5年前、
    戦争と平和をめぐる取材をした。敗戦のとき日本は「忘れ物」をした。それは政府も、
    国民も、自らを裁こうとしなかったこと。「自らを裁く」とは、戦争中のことを
    自分たちで徹底的に調べてわびること。この戦争は何だったのか。だれが始めたか。
    どんな犯罪行為があったのか。あらゆる方向から検証し、忘れないように反省と行動を
    一人ひとりが骨身にしみこませる。それが不戦と平和の重しとなる。

     だが、日本人は自らの過ちと正面から向き合わず、横からちょこちょこすり抜けた。
    なるほど、敗戦を境に軍国主義から民主主義へ変わったけれど、根本の変革ができたわけじゃない―。
    以上がむのさんの指摘である。敗戦とともに全国紙の記者を辞め、郷里の秋田から
    「戦後」を見つめ続けてきた。

     戦後の日本社会が過去の戦争と真摯(しんし)に向き合っていれば、平和や命を
    脅かす問題に対して鋭くアンテナを向けただろう。であれば、原発がはらむ危険性にも、
    もっと早い段階で気づく人が増えていたのではないか。
    >>2以降に続く
    ソース:http://www.shinmai.co.jp/news/20110814/KT110812ETI090006000.html

    2 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/08/14(日) 09:36:04.01 ID:???0
    >>1の続き
    原発事故を受け、菅直人首相は「脱原発」を目指すという。世論も大きく傾いている。
    放射能汚染の惨状を目の当たりにして、当然の流れといえよう。

    (中略)<市民が責任を果たす>
    戦争中は、国策にさからうのは命がけだった。国家が情報を厳しく統制していた。いまは違う。
    世界のエネルギー事情、発電方法のリスクとメリット、暮らしとの関係…。知ろうと思えば
    さまざまな書籍が出ている。インターネットもある。情報は手に入る。発言も自由だ。

     けれど、原発の安全は電力会社に任せきり。エネルギー政策は国が考えればいい―。
    自分の暮らしを支えている電気が、どのように生み出されているのか。私たちはその構造を
    見ようと努めてきただろうか。政治を動かし、政府を監視する存在であるはずの市民の力が
    あまりに弱い。これもまた、原発事故を引き起こした要因である。

     平和も、民主主義も、他人まかせにしていて成り立つはずがない。次の世代へよりよい社会を
    手渡すために、自分は市民としてどんな責任を果たすのか。大きな代償を払い、いま問われて
    いるのはこのことだ。

     胸に手をあててみる。過ちを繰り返さないかぎは、私たち一人ひとりのなかにある。(終わり)



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    1 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/08/03(水) 18:32:51.00 ID:???0
    日本と韓国が互いに領有権を主張する竹島(韓国名・独島(トクト))をめぐる
    対立が激しさを増している。韓国政府は、同島近くの鬱陵島(ウルルンド)を視察
    しようとした日本の自民党議員ら3人の入国を認めなかった。国民の反発による
    混乱を懸念した、というのが韓国側の言い分である。日本の国会議員に対する
    入国拒否は極めて異例のことだ。松本剛明外相らは韓国側に遺憾の意を伝えた。
    竹島をめぐっては両国民のナショナリズムを刺激するような出来事が続いているだけに、
    先鋭化しないか心配になる。

     日本は震災対応で海外と安定した関係が必要なときだ。とりわけ韓国などの隣国は
    重要である。反韓、反日感情の高まりはマイナスにしかならない。両国政府は、
    互いに冷静さを取り戻すことに全力を傾けなくてはならない。

     鬱陵島は竹島の北西に位置し、韓国が竹島を実効支配する上で重要な拠点となっている。
    鬱陵島にある竹島に関する博物館などを視察する目的で、領有権を主張するため
    ではない。自民党議員らはこう説明したが、認められなかった。

     今年に入って韓国側は、日本の中学教科書検定で竹島が日本領土と明記された
    教科書が合格したことに強く反発。5月に野党議員らが北方領土の国後島を初訪問し、
    6月には大韓航空が新機種導入を記念して竹島周辺でデモンストレーション飛行を行った。
    日本の外務省は、デモ飛行への抗議として、職員に大韓航空機を利用しないよう
    指示するなど、火花を散らし合ってきた。

     その流れの中で、今回の問題が起きた。自民党の議員らは入国をあきらめて帰国
    したものの、あらためて視察を目指す考えを明らかにしている。韓国側も今月中旬、
    国会の独島領土守護対策特別委員会が同島で会議を予定しており、対立の深刻化が懸念される。
    >>2以降に続く

    ソース:http://www.shinmai.co.jp/news/20110803/KT110802ETI090004000.html

    2 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/08/03(水) 18:33:07.80 ID:???0
    >>1の続き
    領土問題がデリケートなことは互いに分かっているはずである。日韓関係への悪影響も
    予想できることなのに、火に油を注ぐような両国の一連の行動は適切さを欠いている、
    と言わざるを得ない。

     今回の震災や、文化・芸能面などで深まっている市民の交流を妨げるようなことは
    避けなくてはならない。領土問題は話し合いでしか解決できないことは明白だ。
    日韓はいがみ合っているときではない。関係を深める方法を考えるべきである。自制が必要だ。
    (終わり)



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    1 名前:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★:2011/07/03(日) 19:07:47.10 ID:???0
    卒業式などで日の丸に向かって起立し君が代を斉唱するよう命じる
    学校長の指示は、思想・良心の自由をうたった憲法に違反するのではないか―。

     東京都の公立学校教員らが訴えた一連の「日の丸・君が代訴訟」で、
    最高裁の判決が相次ぎ下されている。いずれも指示は合憲との判断だ。原告の
    敗訴である。同じ趣旨の判決がこれからも続くのは間違いなさそうだ。
    この問題は司法的には決着がつきつつあると言っていいだろう。それでは、
    教育の場でこれから起立、斉唱の指示、指導を強めて構わないのだろうか。
    答えはむろん「ノー」である。

     この問題は本来、力ずくでなく穏やかな議論によって着地点を見いだすべきだ―。
    判決文を細かく読むと、裁判所のそんな考えが浮かび上がってくる。憲法の
    根本精神にかかわる問題だ。石原都政の話、と無関心を決め込むわけにはいかない。
    (中略、詳細はソースで)

     <成熟社会の度量を>
    〈思想および良心の自由は、これを侵してはならない〉。憲法19条の規定である。
    憲法学者芦部信喜さんの著書によると、信仰、表現の自由とは別に内心の自由を
    うたう憲法は世界でまれだという。明治憲法下で自由が侵害され、戦争に至った
    歴史への反省が込められている、と芦部さんはみる。

     日の丸、君が代に戦争の歴史の影を見て、掲げたくない、歌いたくないと考える
    人は現にいる。そうした人たちの思いも尊重するのが憲法を生かす道であり、
    成熟社会の度量というものだろう。阿部守一知事はこれまで、日の丸、君が代の問題で
    ははっきりした考えを示していない。東京のトラブルを他山の石に、抑制的な
    姿勢をとってもらいたい。

    ソース:http://www.shinmai.co.jp/news/20110703/KT110702ETI090003000.html



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