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2009年02月20日09:00
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- 1 名前: ◆KIHA55jUA2 @キハ55φ ★:2009/02/19(木) 03:26:03 ID:???0
【ソウル=前田泰広】日本から強制送還された韓国人の女(51)が指紋照合で身元を確認するバイオ審査をくぐり抜け、
日本に再入国していた事件で、女が指紋を変造するために使った特殊なテープと同種のテープを、韓国警察が、
不法入国をあっせんする組織の元ブローカーから入手していたことがわかった。
元ブローカーは「仲間からテープの製造法を聞いた」と供述しているという。
韓国警察は、テープが韓国の闇社会に広く出回っているとみて、ほかにもテープを使って日本に不法入国した
ケースがないか調べている。
韓国警察にテープを提供したのは、過去に旅券偽造容疑で摘発されたことのある50歳代の韓国人の男。
捜査関係者によると、この男は今月初め、韓国警察の事情聴取に応じ、自分が作ったという特殊なテープを任意提出したうえ、
シリコーン樹脂を使ったテープの作り方を説明したという。
韓国では、指紋を登録すれば、登記簿謄本などを受け取れる無人発給機が普及しており、男は韓国警察に対し、
仲間から聞いた話として「テープを作り始めた当初は、実際に指紋を読み取れるかどうか無人発給機で確かめてから、
日本への不法入国に使っていた」などと供述。
テープを使った日本への不法入国が相次いでいる可能性を示唆した。
日本で強制退去処分を受けた韓国人の女が昨年4月、青森空港から不法に再入国したケースでも、女は両手の指に、
他人の指紋で作ったとみられるテープをはって、バイオ審査を通過していた。
韓国警察が、入手したテープを女に見せた結果、女は「自分が使ったのとよく似ている」と供述したことから、
韓国警察はテープが同じ方法で作られた可能性が高いと判断、流通ルートの特定を急いでいる。
(2009年2月19日03時01分 読売新聞)社会
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090219-OYT1T00029.htm
2009年02月19日15:03
- 1 名前:どろろ丸φ ★:2009/02/18(水) 20:09:08 ID:???0
クジラの肉は伝わる話とは違ってあまり美味しいものではない。…(中略)…
第二次世界大戦後の貧困の中、クジラは安価なタンパク源として日本では重要な食材だったが、
裕福になるにつれて鯨肉の人気もなくなっていった。それでも依然として日本は(ノルウェー及び
アイスランドと共に)クジラを捕殺し続けており、施行後22年になる商業捕鯨禁止令の打ち切りを
求めている。
食糧確保の意味からも捕鯨は必要だと“支持派”は主張するが、現在の日本人の鯨肉消費量は
平均一人当たり年間で僅か30グラム少々しかなく、まるで説得力がない。
最近では捕鯨側は別の防衛策を講じている。魚類資源量がどんどん減少しているのを食い止める
にはクジラの個体数を減らす必要があるというのである。大量の魚介類を食べるのでクジラの
個体数を制御するのが賢明な「生態系管理」だと彼らは言う。
しかし、「Science」2月13日号に掲載された論文によると、それはほとんど根拠がないことが明ら
かになった。「クジラを削減しても漁業資源量には殆ど影響しないことが分かった」と、執筆者の
レア・ガーバー博士(アリゾナ州立大・保全生物学)は語る。クジラを殺したからと言って枯渇した
漁場が復活することにはならないと言うのだ。
海洋の生態系と食物網構造は、私たちが思い浮かべるような「捕食する側とされる側」といった
1対1の関係より遥かに複雑だというのがその理由である。
ガーバー博士らのグループは、クジラと魚類間の摂食相関を示す生態系モデルをつくるために
ヒゲクジラ類の繁殖地である西アフリカ沖合およびカリブ海でデータを採取し分析を行った。日本が
捕鯨禁止令の解除に向けて、カリブ海諸国およびアフリカ諸国の支持を得るために「クジラと漁業
資源」の論点を利用していることも、この海域を選んだ理由の一つである。
このモデルはクジラの個体数が減少するとどうなるかを調べるもので、この結果、クジラの数は
漁業資源量に殆ど影響しないことが分かったのである。(>>2-5に続く)
(写真)レア・ガーバー博士
http://sols.asu.edu/people/images/faculty/lgerber.jpg
米TIME誌:http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1880128,00.html
- 2 名前:どろろ丸φ ★:2009/02/18(水) 20:09:29 ID:???0
>>1の続き
数ヶ月後に予定されているIWCの会合で日本および日本に同調する国は商業捕鯨禁止令の廃絶
を再度要求してくるだろうが、「Science」のこの分析は少なからず彼らにとっては痛手になる。
しかし、日本が論拠にしている世界の漁業資源の減少という深刻な問題があり、事態が悪化しつつ
あるのは事実である。
2月12日、米国科学振興協会の年次総会でウィリアム・チャン氏(海洋生態学者)が発表した最近
の研究によると、マグロ、にしん、エビその他の世界の漁業資源量の減少は気候変動が最大の
原因だという。
海温の上昇から逃れるために魚たちは極地の方向に移動し、多くの種がこれまでの生息地から
殆ど姿を消すようになるだろう。こうした変化に生き残れない魚も多いと思われる。
チャン氏は気候変動のせいで大西洋タラの分布量は2050年までに最大50%落ちこむだろうと
見ている。「恐ろしいのは、これは未来の話ではないということです。現在、既に同様のことは起き
ています」と彼は言う。
漁業資源の保全はクジラを間引けばいいというような単純なものではない。世界の漁業国が乱獲
に歯止めをかけることもせず、危険にさらされた海洋の生息環境を保護することもなければ、遂に
は私たちはクジラを食べるしかなくなるかもしれない。
信じて欲しい。(クジラの肉は)決して好きになるようなものではないのだ。(以上、一部略)
- 2 名前:どろろ丸φ ★:2009/02/18(水) 20:09:29 ID:???0
2009年02月19日09:00
- 1 名前:しいたけ ◆I.Tae1mC8Y @おじいちゃんのコーヒーφ ★:2009/02/18(水) 09:39:30 ID:???0
タレント弁護士から転身した橋下徹・大阪府知事が今月6日、就任1年を迎えた。
依然として府民の支持率は高いが、実際、府政にかかわる現場の人たちは
「橋下1年」をどう受け止めているのか。特に橋下知事が力を入れる
教育現場の本音を知りたくて、府内の公立小・中学校と府立高校の校長を対象に
アンケートを実施した。橋下知事に対する意見も聞いたが、強い批判や不満が目立った。
橋下知事は、全国学力テストの市町村別データの公表や、「夜スペ」で知られる
東京都杉並区立和田中前校長の藤原和博氏の府教委特別顧問への起用など、
教育への取り組みに熱心だ。一方で、「学校は府民のニーズに全く応えていない。
学力だけがすべてではないとの考えが、はびこっている」と公言するなど
現場には容赦なく、校長に広がる不満は予想できた。校長633人の回答を読んで、
大阪の教育はまさにふんばりどころにあると感じる。その上で、これら校長の反発が、
学校を活性化させるエネルギーにつながるのか。それとも意欲の停滞を横行させるのか、考えた。
続きます
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20090218k0000m070158000c.html
- 2 名前:しいたけ ◆I.Tae1mC8Y @おじいちゃんのコーヒーφ ★:2009/02/18(水) 09:40:30 ID:???0
印象に残るのは、ある小学校校長の回答だ。一部を要約する。
「質問に答えることは控えます。橋下知事の姿勢は、
現場の意向を尊重せず、一方的に押しつけようとするものだからです。
調査結果は知事に批判的なものになり、貴社はそれに沿った記事を
掲載するでしょう。知事はそれを真摯(しんし)に受け止めるどころか、
攻撃材料に使うことは明白です。今の教育現場は、
『正論を言えばつぶされる』『ただじっと耐えているだけ』という、
窒息しそうな状況にあります」
記述はこう結ばれていた。「私の周囲の校長の多くは、同じ理由で
『アンケートに回答は出さない』と語っています。教育を守るための
やむを得ぬ手段であることを理解してください」
現状の圧政に、ただ黙って耐えているのだ、という訴えだ。
いったい何が起きているのか。
昨年11月、橋下知事に請われて府の教育委員になった陰山英男氏が小中学校校長の研修会で講演した。
「百ます計算」で有名な陰山氏は、府の全国学力テストの成績が低迷していることに言及し、こう述べた。
「日本人はみんな、(子供の学力に)無責任。金を出さない政府。
しつけの悪い親。『悔しい』と言いたいが、それを言うべきみなさんが、
学力の数値を落としているのですから言えない。目くそは、鼻くそを笑えないのです。プロの自覚を持ってほしい」
続きます
- 6 名前:しいたけ ◆I.Tae1mC8Y @おじいちゃんのコーヒーφ ★:2009/02/18(水) 09:41:26 ID:???0
質疑の時間、約950人の出席者はだれも手を挙げなかった。
「なんであそこまで言われなあかんの」との声が帰途につく
校長の間で飛び交ったという。その2カ月ほど前には、
橋下知事が学力テストのデータ公表に難色を示す市町村教委をやり玉に挙げ、
公の場で「くそ教育委員会」と発言している。アンケートの回答には
「教育への下品な言い回しはやめてほしい」との意見も少なくなかった。
テスト結果だけが教育の目的ではない。
しかし点数が無視できないことも、大阪府の結果が全国平均より低いことも分かっている。
知事が「保護者のニーズ」を強調して学力テストの成績向上を重要課題にする意義も、
否定はしない−−。それが、私が知る校長の率直な思いだ。
ではなぜ、「窒息しそうな状況」なのか。問題は、校長・教師たちの間に
「不当なまでに誇りを傷つけられている」との受け止めが広がっていることにあるのではないか。
毎日新聞のアンケート結果を見た橋下知事は
「どうやってクビを飛ばすかですよ。校長連中は保護者が望んでいることを全く分かっていない」と
報道陣に怒りをぶちまけた。そして、それが報道される。こうしたことの積み重ねが、
教育現場に萎縮(いしゅく)と閉塞(へいそく)感をもたらす、と推測するのは、きわめて容易だ。
府民の高い支持率を背景に「改革」を掲げる知事に異議を申し立てるすべもない。
この状況が息苦しさにつながっているのだろう。
続きます
- 10 名前:しいたけ ◆I.Tae1mC8Y @おじいちゃんのコーヒーφ ★:2009/02/18(水) 09:42:00 ID:???0
ある中学の校長は「校長の中には、『やるしかないか』と知事の路線に同調する者もいる」と話す。
アンケートでも「教育への取り組みに期待する」との意見もあった。トップと現場。
埋められない溝ではないと考えたい。締め付けより、理解を基盤にした
教育改革であってほしい。そのためには、トップが現場の声に耳を傾けることだろう。
目には見えにくくとも、校長や教師が抱える
「窒息しそうな状況」は大阪の教育に影を落とす。
何よりも子供たちのために、やり過ごしてはならないと思う。(大阪社会部)
おわり
- 2 名前:しいたけ ◆I.Tae1mC8Y @おじいちゃんのコーヒーφ ★:2009/02/18(水) 09:40:30 ID:???0




