ヘッドライン
お勧め記事
福島第一原発
2011年04月19日00:56
13
はてなブックマークに追加
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/18(月) 23:53:46.58 ID:???0 BE:127939182-PLT(12281)
- 放射性物質の漏出が続く福島第1原発について、東京電力は17日、事態収束に向けた「工程表」を発表した
。放射線量の着実な減少(ステップ1)に3カ月、放出を管理し、線量を大幅に抑制する段階(ステップ2)ま
では最長9カ月かかる見込みという。しかし、深刻な事態が続く1−4号機周辺は、依然高い放射線濃度を記録
しており、作業員が近づくことさえ不可能。放射性物質を含む水や蒸気の漏出箇所も特定できておらず、関係者
は「(工程表は)あくまで希望的観測」と自嘲している。
「少しほっとしたが(6−9カ月は)大変長い期間だと思う。ようやく少し先が見えたという感じだ。収束後
から村が再建されることになる」
政府と東電の“泥縄”で示された計画避難に揺れる福島県飯館村の菅野典雄村長は、東電が発表した工程表を
受け、複雑な表情を見せた。しかし、実際に現場で復旧作業に従事する原発関係者の多くは、「こんなに早期に
冷温停止状態に持っていけるとは思えない」と語る。工程表は、関係者の多くが愕然とするほどの“楽観的観測
”というのだ。
そもそも、こうした工程表を作成するうえでは、各原子炉の損傷状況の詳細な把握が不可欠。しかし、建屋近
辺や内部はいまだ高い放射線量が示され、とても人間が作業できる状態ではない。原子炉や燃料プールの現状は
未確認のままで、汚染水の漏水が完全に止まったかどうかも判然としていない。タービン建屋の地下だけで6万
トンに及ぶ汚染水の保管場所すら定まっていないのが実情だ。
「一連の爆発で1、3号機は格納容器、2号機は格納容器につながる圧力抑制室の一部が損傷している可能性
が高い。だが、注水作業が続く中、総延長数十キロに及ぶケーブルや配管をかきわけて損傷箇所を特定するだけ
でも至難の業。さらに、燃料プールに漏水があった場合、格納容器と異なり外側からの補修は困難なことから、
数カ月ですべての穴を塞ぐというのは希望的観測に過ぎない」(原発作業員)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110418/dms1104181607018-n1.htm
つづく
- 5 名前:自動人力車φ ★:2011/04/18(月) 23:56:07.47 ID:???0 BE:335841067-PLT(12281)
- >>1
こうした声を裏付けるように、工程表の確度を追求された勝俣恒久・東電会長は、会見の席上、「(事故の)
収束は成功するのではないか。自信がないが…」と、しどろもどろに。一方、菅直人首相は、「これで一歩前進
かな」とまるで他人事のようなコメント。最長9カ月の事態収束は完全に絵に描いた餅だ。
ほかにも、リスクを数え挙げればキリがない。東電関係者はこう語る。 「燃料ペレットの損傷状況は未知数
で、今後も断続的に小規模な再臨界が生じて急激に放射線量が増加する可能性も否定できない。だが、工程表は
こうした際の作業員の退避方法や抑制手法に一切踏み込んでいない。格納容器の損傷を補修する前に燃料域上部
まで水を満たせるかどうかも分からない。当然、作業員の安全はまったく担保されていない」
史上最悪といわれるチェルノブイリ原発事故(レベル7)で、米共同調査チームの代表を務めたジョージア大
のチャム・ダラス教授は、放射性物質の漏出を止めるまでに「1年は必要」と工程表よりも厳しい見方を示して
いるが、これはあくまで巨大余震のリスクを度外視したもの。福島第1原発が建つ福島県浜通りは、約1週間前
にも最大震度6弱の余震が2回、5弱が3回発生。先月23−24日にも5強を3回観測するなど、強い余震に
見舞われている。
東電は工程表の中で、今後の作業の障害となり得る9つのリスクを示した。すでに存在するリスクとして、水
素爆発が再度発生することと、原子炉格納容器の損傷箇所の密閉作業が長期化することを挙げたほか、原子炉の
冷却に必要な電源が余震や夏場の雷で一部喪失することも挙げている。 また、放射線レベルが高い場所での作
業の長期化や、高濃度の汚染水を保管する施設の設置遅れなども懸念している。
その後に続く第2段階でも、放射性物質の放出を抑えるために原子炉建屋全体を覆うカバーが巨大台風で破損
する恐れを想定。つまりはリスクだらけ、ということだ。
日本戦略研究フォーラムの唐川伸幸氏は、「工程表は、内部の損傷の状況を最小限
に見積もっている。原子炉の冷却を最優先にする一方、放射能そのものの抑制は後回し。それだけ、作業員や住
民の生命を危機に追いやっていることになる。米国は冷却だけで2〜3年かかるとみており、政府や東電の認識
の甘さがうかがえる」
2011年04月16日04:55
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/16(土) 02:48:44.71 ID:???0 BE:63969942-PLT(12281)
- がれきが散乱する福島第一原発4号機の様子。15日夜、東京電力が公開した最新映像です。13日には、使用
済み燃料プールの水から、通常より高い濃度の放射線物質が検出された4号機。その状態とは。
東京電力が公開した福島第一原発4号機の最新内部映像。専門家の目には、どう映ったのでしょうか。
「格納容器のフタではないか」(九州大学・工藤和彦特任教授)
がれきの中で一際目立つ黄色いものが、原子炉格納容器のフタの部分とみられます。
「真上から見ていますよね。これは」(九州大学・工藤和彦特任教授)
そして映像には、使用済み燃料プールの水を採取する様子が収められていました。水面に向かう紐の先端にあ
るのが、水を入れる容器です。
「(湯気が・・・) 中のプール水が沸騰に近い温度だと思う。それと水の濁りがあって、使用済み燃料の状
況は見えない」(九州大学・工藤和彦特任教授)
一部の破損の可能性が指摘されている燃料棒の様子は映像から読み取れません。
「(4号機内の映像を見て一番気になるのは?)外側がほとんど壊れていたのに 、燃料取りかえ機はほとん
ど無傷。どんな爆発で、こうなったか驚き不思議」(九州大学・工藤和彦特任教授)
(15日23:59)
http://news.tbs.co.jp/20110415/newseye/tbs_newseye4701752.html
2011年04月16日03:55
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/16(土) 02:28:41.68 ID:???0 BE:191909164-PLT(12281)
- 日本福島原発の放射能漏れ事故を起こした東京電力が、日本最高の権威を誇る「地球環境大賞」の今年の受賞
者に選ばれていた事実が明らかになった。 地球環境大賞は1992年からフジサンケイグループが東京大学教
授などを審査委員に委嘱して選定している賞。
日本現地メディアによると、フジサンケイグループは2月、地球環境大賞の受賞者に東京電力を選定し、「川
崎火力発電所近隣の各工場に新しく製作した配管を連結し、発電時に発生する蒸気を熱源に再使用するシステム
を構築したことが省エネに大きく貢献した」と明らかにした。 審査委員らは「東京電力が従来のシステムを変
えて省エネを実践した」とし「自社だけでなく周辺地域の環境まで考える東京電力の精神は高い点数を受けるに
値する」と評価した。
当初この授賞式は4月5日に予定されていた。 しかし3月11日の東日本大地震による放射能漏れで東京電
力は世界の非難を浴びた。 放射能事故に適切に対処できなかったうえ、放射能汚染水を海に放出した。
これを受け、13日、東京電力の清水政孝社長は記者会見で「地球環境大賞は受賞ではなく方向とする」と述
べた。 フジサンケイグループは「審査委員と相談し、授賞取り消しを検討する」と明らかにした。
東京電力が地球環境大賞の受賞者だった事実が伝えられると、日本のネットユーザーは「地球環境破壊大賞グ
ランプリだ」「受賞させてこそ目が覚める」「(放射能漏れで)人口を減らして地球環境に役立たせる考えか」
など冷笑的なコメントをしている。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=139194&servcode=A00§code=A00
2011年04月15日02:56
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/15(金) 02:01:19.24 ID:???0 BE:143931492-PLT(12281)
- 経済産業省原子力安全・保安院は14日、福島第一原発3号機の原子炉内で温度が上昇傾向にあると発表した。
原因は不明だが12日に約170度だったのが、13日に約200度、14日に約250度に上昇した。計測機器が
地震によって破損している可能性があり正確な値を示しているかはっきりしていないが、温度が上がっていることは
確かだとみられている。今後、炉内への注水量を調整して温度を下げる見通しという。
http://www.asahi.com/national/update/0415/TKY201104140523.html
2011年04月13日04:56
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/13(水) 03:38:17.14 ID:???0 BE:191909546-PLT(12281)
- 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、経済産業省原子力安全・保安院が12日に「国際原子力事象評価尺
度(INES)」の暫定評価を最悪の「レベル7」とする根拠になった放射性物質の放出量は、3月23日まで
で既に「7」のレベルに達していたことが、内閣府原子力安全委員会の推計データでわかった。
同15日頃から放出量が急激に増え、安全委は2号機で同日に起きた原子炉格納容器の損傷が影響したとみて
いる。
安全委は、周辺環境の放射線量調査のデータなどから逆算して原発からの放出量を推定する手法を使って試算
。東日本大震災発生日の3月11日から4月5日までのデータを用いた場合、大気中に放出された放射性のヨウ
素131とセシウム137の総量が、3月23日の時点で約10万テラ・ベクレル(テラは1兆倍)以上になり
、「7」の基準である数万テラ・ベクレルを超えた。
(2011年4月13日03時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110413-OYT1T00030.htm
2011年04月12日07:56
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/12(火) 05:02:07.02 ID:???0 BE:391814377-PLT(12281)
- 東京電力の福島第一原子力発電所で相次いで起きている事故について、経済産業省の原子力安全・保安院は、広
い範囲で人の健康や環境に影響を及ぼす大量の放射性物質が放出されているとして、国際的な基準に基づく事故
の評価を、最悪の「レベル7」に引き上げることを決めました。「レベル7」は、旧ソビエトで起きたチェルノ
ブイリ原発事故と同じ評価になります。原子力安全・保安院は、12日、原子力安全委員会とともに記者会見し
、評価の内容を公表することにしています。
原子力施設で起きた事故は、原子力安全・保安院が、国際的な評価基準のINES=国際原子力事象評価尺度に
基づいて、その深刻さを、レベル0から7までの8段階で評価することになっています。原子力安全・保安院は
、福島第一原発で相次いで起きている事故について、広い範囲で人の健康や環境に影響を及ぼす大量の放射性物
質が放出されているとして、INESに基づく評価を、最悪のレベル7に引き上げることを決めました。原子力
安全・保安院は、福島第一原発の1号機から3号機について、先月18日、32年前にアメリカで起きたスリー
マイル島原発での事故と同じレベル5になると暫定的に評価していました。レベル7は、25年前の1986年
に旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故と同じ評価になります。評価が上がった背景には、福島第一原発
でこれまでに放出された放射性物質の量が、レベル7の基準に至ったためとみられますが、放射性のヨウ素13
1を、数十から数百京ベクレル放出したというチェルノブイリ原発事故に比べ、福島第一原発の放出量は少ない
とされています。原子力安全・保安院は、12日、原子力安全委員会とともに記者会見し、評価の内容を公表す
ることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110412/t10015249911000.html
2011年04月12日03:56
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/12(火) 01:44:52.99 ID:???0 BE:255878584-PLT(12281)
- 東京電力は11日、福島第一原発1号機の格納容器から気体が外部に漏れているとの見方を明らかにした。
水素爆発を防ぐために窒素を注入しているが、格納容器の圧力上昇が2気圧で止まっているため。
漏れ出しているルートは不明。敷地内での放射線量のモニタリング結果から、多量の放射性物質の漏れはなく、
基本的な封じ込め機能は損なわれていないとみている。注入は今後も続け、現在の2気圧を維持するという。
当初の計画では、6日間の窒素注入で格納容器内を2.5気圧まで高める目標だった
http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY201104110652.html
2011年04月12日02:56
- 1 名前:自動人力車φ ★:2011/04/12(火) 02:01:57.61 ID:???0 BE:575726898-PLT(12281)
- 【モスクワ=遠藤良介】東京電力が福島第1原子力発電所から低レベルの汚染水約1万1500トンを海に放出した問題で、旧ソ連チ
ェルノブイリ原発事故(1986年)で現場処理の責任者を務めたオストレツォフ氏や環境専門家ら3人が11日、モスクワ市内で記
者会見し、日本の措置を「国際犯罪だ」と強く批判した。
出席者らは、汚染水の放出がロンドン条約(廃棄物などの投棄による海洋汚染の防止条約)に抵触すると主張。「日本は汚染水に含
まれる物質を明らかにせず、その影響に関する科学的予測もなく放出した」「汚染水は石油ターミナルなどに貯蔵して処理することも
できるはずだ」などと述べた。
ロシアは日本の支援で建造された放射能汚染水の海上処理施設「すずらん」を福島に送る考えも示しており、出席者からは「日本は
迅速に(受け入れの)決定をするべきだ」との声も上がった。
オストレツォフ氏は産経新聞の取材に「まずは放射能汚染を局地化するための“障壁”設置を急ぐべきであり、それを石棺で原発を
覆うための第1段階と位置づけるべきだ」と指摘。「状況は日本人が考えている以上に深刻だ。少なくとも北東アジア全体にかかわる
国際問題として受け止めてほしい」と話した。
ロシア外務省は今月7日、汚染水の放出について「今後は排出を容認しない措置を取るよう望む」との声明を出し、不快感を表明し
た。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110411/erp11041122330008-n1.htm